昨日は今年の三月に登山で亡くなった友人の事故現場に友人たちと赴きました。千葉県某所の低山で高さは300mも満たない山々のルートを1日かけた慰霊登山です。
事故現場は二つ目の山の頂を越えて次の山へ続く尾根の途中にありました。事前に警察から現場の様子を教えてもらい、登山慣れしている友人兄弟が私と大阪から出向いてくれた友達をフォローしてくれました。全員が合流して現地に着くまでのあいだに、初対面となる友達兄弟と大阪からの友人は故人の話で盛り上がり、その場の皆は「彼」をよく知る同じ気持ちなんだと感じれました。
現地は登山場所としてそれほど有名ではないためか、山道の整備が乏しいものでここ数年の台風のため倒木が山道を防いでいる箇所や崩れ気味の路肩が目立つ山道でした。
おおよそハイキングの延長戦で考えると大変な目にあいそうな道のりでした。倒木を乗り越え草木をかき分けること2時間。山慣れしている友達兄弟がグループの前後についてルート確認をしながら先導と後続でのフォローに回ってくれました。
辿り着いた現場は警察で見せてもらった写真ではイメージできなかった急こう配の斜面で山道の一部の路肩の崩れが目立っていました。
こりゃ確かに危ない場所だ。
どういう場所だったか目で見るまでモヤモヤしていたのですがこれでよくわかりました。
友達一同で手を合わせて花を置いてから、そこで昼食をとりました。
帰りはそのまま現場を通過する形で出発地点に戻るルートです。「こっから先は奴が行けなかったルートだ」と少し鼓舞するようにいった友人の言葉が忘れられません。
その後も倒木と登りづらい悪路や崩れ気味の路肩を乗り越えながら無事に下山しました。帰りは大阪からの友人が当日の深夜バスで帰るために急ぎ地元へ車を走らせます。
ハンドルを握る友人は登山の先導をしてくれた高校来の友人でいつも私と彼と3人で遊ぶことが多かった仲でした。
「あいつは一生懸命生きていたよ」
という言葉はこれから何年たっても忘れられないと思います。
翌日にその友人から私が思った以上に体力があったので今度登山に行こうとラインがありました。亡くなった友達に2回目の登山で勧められて始めたヤマップというアプリ。1回目は「アリランラーメン」をご褒美にほいほいと登山について行った時の記録だけでしたが2回目が彼の慰霊登山の記録になるとは思いもよらなかった。
3回目の登山はどうなるのか今はわからない。
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https://www.asahi.com/articles/ASQ78721PQ77UDCB005.html
HN:ねこぽんぽん