ウィスキーをハーブで美味しくしてみよう

ウィスキーとローレル
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知り合いに呼ばれたキャンプや忘年会で残ったウィスキーを捨てるのももったいないのでボトルにまとめていたのですが、非常に味が微妙な一本になってしまいました。

香りはウィスキー「ぽい」、
味もいわれてみたらウィスキー「ぽい」、
もうなんならウィスキーのフレーバーを付けたアルコール水といっても差し支えない代物です。

母がたまに食用酒に使ってみましたがなかなか量も減らない様子。
どうにかこのウィスキーを美味しくできないものかと考えました。

ざっくりとした基礎知識ですが、ウィスキーの美味しさは蒸留されたのちに樽で保存される事が大きく影響します。樽の内側は火であぶられて黒く焦げた状態になっており、その焦げ目に含まれるバニリンという成分が樽に保存されたウィスキーをさらに熟成させるからです。
美味しいウィスキーほど コクのある味わいやほのかな甘い香りがあるのですが、この決め手が樽熟成によるエイジングとも言えます。最近では「エイジング」が密かに流行っているのか個人用の1リットルほどの樽や、樽内の内側部分をスティック※にしたものが売られています。(※スティックはボトルの中に入れて使います)

当初は樽やスティックによるエイジングを考えましたが、まだ少しばかりお値段が張るので今回は見送りました。

もっと安くでできないか、考えてみた結果が「ハーブを入れてみる」でした。
以前に飲んだ「イエイガーマイスター」というドイツのリキュール酒がヒントでした。このお酒は50種類以上のハーブも配合されておりドイツでは生薬としても重宝されているそうです。 試す価値はあるかと思い調べてみましたが、実際に安いウィスキーにハーブを入れてエイジングをしているという人が結構いました。

ハーブは西洋の漢方とも言われ色んな種類がありますが、雑貨屋さんですぐに手に入ったのが 料理でも良く使われる ローレルでした。一袋数百円でオーガニックのモノが手にれることができました。

ローレル入(左)、そのままの状態(右)

さっそくダイソーで買ってきたビンでウィスキーを2つに分けてローレルをいれたものとそうでないものとに分けてみます。はじめはローレルの葉が浮いた状態でしたが翌日には少し沈んでいくのが分かりました。思いきり変化を確認してみたかったのでそのまま5日間ほど寝かしました。

そして、5日後…

仕事から帰宅して晩酌に試飲してみました。
ビン越しにみるとローレルの葉が入っているだけでほとんど変わりません。ただローレルの葉の色はアルコールが染み渡ったせいか色が濃くなって 瓶の底で重なっていました。

ビンの蓋をあけて香りを嗅いでみるとまず香りに変化がありました。
ハーブ特有の清涼感のある香りがもともとあったウィスキーの香りに角を立たせた感じです。ハーブなしの方は以前と変わらずウィスキーぽいフレーバーな薄っぺらい香りのままです。

そして肝心のお味の方はといいますと。。。

ちょっとローレルを入れた時間が長すぎたのかもしれません。
少し苦みのある味になってました。
ただ、いやらしい苦味とかではなく薬のような苦味です。
飲んだ後にイエイガーマイスターのようなハーブ特有の後味と香りが鼻腔に残ります。

正直な感想

正直、美味しくなったかというといまひとつ。
エグイ苦みではなく、ほのかに残るハーブの後味は悪くないと思います。
但し、ストレートで飲むには確実に好き嫌いが分かれると思いました。 ソーダで割ってみると結構飲めるので及第点といったところでしょうか。

もしかしたらエイジング(寝かせる時間)をもっと短くしたら良かったのかもしれません。お試しになる際は1日ずつテイスティングしてみるのも一興です。

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